2024年は、妻の浮気調査が多く行われた年でした。
浮気の疑惑がある旦那さんにとって、その悩みは非常に辛いものです。
ここでは、探偵としての視点から、調査前に気を付けるべきポイントを4つお伝えします。
1. 疑念の根拠を整理する
まず、浮気を疑う根拠や行動の変化を整理しましょう。
具体的な証拠がない場合、感情に流されて判断を誤ることがあります。冷静に状況を分析することが大切です。
たとえば、 妻の普段の行動や時間の使い方に変化があるかどうかを観察します。外出する曜日、帰りが遅くなった曜日や時間など。
ただし、妻本人に問いただしたり情報を集めるため自ら尾行したりするのはやめておきましょう。
整理するどころか何もわからなくなるうえ、警戒度が増してしまうため、調査を依頼する際、費用も高くなることも考えられます。
2. 調査の目的を明確にする
調査を行う目的を明確にしましょう。
浮気が本当にあった場合、どのように対処したいのか、結果をどう活用するのかを考えることが重要です。
調査の目的としては以下のようなものがあります。
- 妻との話し合いのため
- 妻に慰謝料請求
- 浮気相手の男性のみに慰謝料請求
- 双方に慰謝料請求
- 互いの両親に説明するため
3. 信頼できる探偵を選ぶ
調査を依頼する際は、信頼できる探偵を選ぶことが重要です。
口コミや評判を確認し、しっかりとした実績のある探偵事務所に相談しましょう。実際に面談して調査方法や探偵の人柄なども確認するといいでしょう。
また、インターネットで探しても、どこがいいのか分からなくなることもあります。
そういった場合は、夫婦問題に特化した弁護士さんや行政書士さんに相談してみることをお勧めします。同じような案件を請けている方でしたら、探偵を紹介してくださることもあるからです。
4. 心の準備をする
調査の結果、思いもよらない事実が明らかになることもあります。心の準備をしておくことで、結果に対する受け止め方が変わるかもしれません。
結果の内容により、ひどくショックを受けてしまう方、怒りがおさまらなくなる方もいます。
人間は精神的につらくなると、衝動的に思いもよらない行動をおこしてしまうことも……。でもそれは本来自分が望んでいない方向に進んだり、後悔するようなことだったりします。
瞬間的な感情に振り回されず、調査後の目的は何だったかを思いだしてください。調査で判明したことがゴールではなく、目的を達成するためです。
ご自身を守るためにも、調査開始時から心の準備をして踏ん張ってください。
まとめ
妻の浮気疑惑に悩む旦那さんにとって、調査は一つの解決策です。
しかし、慎重に進めることが重要です。冷静に状況を見極め、適切なアプローチを取ることで、より良い結果を得ることができるでしょう。
信頼できる探偵と共に、一歩踏み出してみてください。